品格と洗練を纏う香林坊のアパレルショップ
金沢・片町で長く愛されてきたアパレルショップが、香林坊の東急ホテル内へと新たな歩みを始めました。オーナーが“最後の住処”としてこだわり抜いたこの場所は、ホテルが持つ格調と落ち着きを纏いながら、現代的で洗練された空気を漂わせます。
オーナーの審美眼で選び抜かれたブランドは、普遍的でシンプル。それでいて、触れるたびに上質さと品格が感じられるものばかりです。その哲学を空間にも反映し、素材やディテールは最小限に抑えながら、ひとつひとつの細部に想いを込めました。
ファサードにはあえて前室を設け、その奥にR型に切り抜かれたゲートを設けました。ゲート脇のオリジナルブラケットライトは、やわらかな光で迎え入れながらも僅かな緊張感を漂わせます。店内の長辺には、優しい弧を描くタモ材のパネルが連なり、間接照明とともに空間を包み込みます。木目やパネル寸法、光の角度まで綿密に調整し、ショーウィンドウから中央什器、最奥のカウンターへと天板の高さを変化させ、視線と心が自然に奥へと誘われる構成にしました。
所在地 |
石川県金沢市 |
|---|---|
施主 |
フェローズ |
インテリアデザイン |
藤井 崇司・中野 晴風 |
照明計画 |
NEW LIGHT POTTERY |
施工 |
ACファクトリー |
写真 |
河田 弘樹 |
竣工 |
2023年3月 |














