集中と対話が共存する学びの場
学習塾の自習室のデザインを担当しました。従来の自習室はパーティション付きの個人ブースが整然と並ぶ、いわば「孤立した学び」の場でしたが、学びにはインプットだけでなく、友人同士で教え合い、アウトプットすることで理解を深めるプロセスも重要です。本計画では、集中できる席と、自然にコミュニケーションが生まれる中央テーブルや多様なシーティングを組み合わせ、「少しの隙」を感じられるレイアウトとしました。また、空間には奈良県産の杉や檜を用い、地域の素材がもつ温かみと香りが、学ぶ時間をやさしく包み込む環境をつくり出しています。コロナ禍のため全席に着脱式パーティションを設けていますが、将来的には学生たちが垣根なく集い、互いに学び合う風景が生まれることを期待しています。
所在地 |
奈良県奈良市 |
|---|---|
施主 |
WiLL |
インテリアデザイン |
藤井 崇司・中野 晴風 |
施工 |
氏本建築 |
写真 |
河田 弘樹 |
竣工 |
2023年2月 |








